正直、値段もかなりして飛行時間も長くて数十分。でも、何よりも変えがたい最高な時間です。
ご利用頂けて良かったと思って頂ける様、長い説明となりますが横浜スカイクルーズの特徴をぜひご一読ください。
~1回1回のフライトを大切にしていきたい。私たちの願いです~
私どものフライトにお越しになるお客様は、カップルの方、ご家族連れの方、グループの方、と様々です。「相手がとても喜んでいて自分もうれしくなる」という思いがあってフライトを望まれることはどのお客様にも共通して言えます。
着陸してからのお客様は満面の笑みで降りてきます。私どもが嬉しくなるくらいに。これははっきりと言えます。
お客様に幸福へと繋がるキッカケとなって一生の中で確かな記憶として残って頂ければと、1回1回のフライトを大切にご案内する。 クルーズを始めた頃から変わらない気持ちです。
空を飛んで至福の空間に包まれた時間をご提供する、ヘリコプターという乗り物ならではの体験ですが、それは常に安全を優先することで実現できます。
「安全とコンプライアンス」は、これからも大切なフライトを続けていくために不可欠であります故、私どもがご案内するフライトをよく知って頂けましたら幸いです。

ADVANTAGE 利点・メリット

全国で唯一、大都市中心部にあるヘリポートはアクセス抜群、希少な立地!
駅から徒歩でアクセスが可能で夜間でも観光(遊覧)フライトが行える、大都市中心部に位置するヘリポートは実はここだけしかありません。
離陸したらすぐに街の景色が飛び込んでくる。日本のヘリコプターフライトでは極めて希少なロケーションです。
横浜の観光スポットからも近く、食事や散策をした後にヘリでフライトといったプランもアクセスの良いヘリポートだからこそ可能です。

①ロビンソンR44型(海上飛行仕様:お客様3名乗り)
横浜港飛行時に、万一不時着水した場合は緊急浮体装置(我々はエマージェンシー・フロートと言ってます)が作動し、着水しても機体が沈まないシステムを搭載しています。エマージェンシー・フロートを搭載している民間ヘリコプターは日本で数機しかなく、海上を飛行する安全を考えて装備しております。
②アエロスパシアルAS355型(双発機:お客様5名乗り)
日本の航空法規はヘリコプターに等級が設けられこの機体はエンジンを2基搭載していることから安全性が高くドクターヘリや報道機などは双発機を採用しています。観光(遊覧)飛行でお客様5名まで搭乗できる全国でも数少ない機種でご家族連れのお客様に好評を頂いております。
どちらの機体も不特定多数のお客様をお乗せするため、国が定める飛行規程や整備規程を遵守し安全な飛行が行える様に日々点検や整備を重ねてお客様をご案内しております。
パイロットは国が定めた規程(遊覧飛行は国の基準で最低でも500時間以上の飛行経験が機長の要件)に合格した確かな技量と経験豊富な操縦でご案内致します。常に安全を確保する飛行操作はもちろんのこと、変化するか天候や機体のコンディションを確認し確実な操縦を行っております。空撮カメラマンからも「上手いねぇ!」とお褒めの言葉を頂く「腕の立つ」パイロットがご案内します。

横浜市内や神奈川県以西のチャーターに限りますが、週末のフライト日であれば機材の回送コストが低減でき、ご予算を抑えた撮影フライトが可能です。
また、富士山周遊やご自宅上空を飛行するなどのプライベート・チャーターも可能です。

フライト当日でも空席があればご案内できます。当日の申込みは割引が適用になるコースもありお問合せが多く、タイミングが合えばフライトを楽しむラッキーなお客様もいらっしゃいます。
天気の良い日に「今日行ったら乗れるかな?」と思い立ったらお問合せ下さい。
DISADVANTAGE 不利な点・デメリット
フライト日は金曜、土曜、日曜、祝日に限定されています。行政様からの制約によりみなとみらいヘリポートは週末のフライトに限定されています。平日のフライトは不可能ではありませんが日中の時間に限られ、提供できる飛行時間も長くなり、諸々の条件が付きます。
現在みなとみらいヘリポートにおいても平日に通常フライトが行えるよう協議しておりますが、夏季シーズンやクリスマスシーズンは特別に平日のフライトを実施しております。

こちらも行政様の制約からプレハブの建物で運営しています。初めてお越しになる方には分かりづらい場所でふ頭の中にあります。条例で目立つ看板は出せず、一見工事現場の事務所みたいです。
待合スペースはありますがプレハブゆえに手狭であることはどうかご勘弁下さい。
お手洗いも隣接の公園で利用して頂き、空港ラウンジの様な豪華さはありません。
悪天候やヘリコプターに不具合が生じた場合はフライトができません。
フライトができない気象条件は①雲が低い、②視程不良、③運用の限界を超える強風、などです。
フライト中に致命的な故障が生じる事はありませんが、飛行前後に故障を知らせる警報システムが何かしらの不具合を知らせた場合、不具合が解消するまでフライトが行えない場合もあります。
~安全なフライトを実現するために~
ヘリコプターは「航空機」という乗り物。
不特定多数のお客様を乗せるフライトには航空運送事業免許(緑ナンバー)が必要で国が定めた厳しい規定や基準をクリアしなければなりません。これは空港の旅客機に並ぶ基準が求められ、たとえ数分の遊覧飛行でも安全に関わる手間やコストは徹底的に求められます。
一例を申し上げると…。
- 遊覧飛行は航空運送事業免許を持ち、国が定めた運航や整備の諸規程、付保する保険基準が満たされたヘリコプターで飛行すること。(白タク行為の禁止:規定や保険がなく危険です!)
- 遊覧飛行を行う機長は、飛行経験が500時間以上であり、かつ規定の審査に合格した操縦士が機長であること。(飛行経験を積まないとお客様を乗せられません)
- 遊覧飛行を行うヘリポートは万一の事態に備え、安全に退避できる不時着場を設定すること。(操縦は離着陸時が一番難しくヘリにも負荷がかかります)
などなど…。
観光(遊覧)フライトはヘリコプターフライトの中でも最も厳しい規定や基準をクリアして初めてお客様をお乗せすることができます。
大切な日だから乗りたいお客様、ぜひともご案内したい私どもですが、気象条件や機材のコンディションなど安全な要素が少しでも欠けていたらフライトは行えなくなりガッカリさせてしまうこともあります。
空を飛ぶ以上、「安全であること」を常に求め、お客様の貴重で大切なフライトに喜んで頂く思いをもってご案内させて頂きます。
どうか私共のフライトの趣旨をご理解頂きたくお願い申し上げます。
横浜スカイクルーズ
スタッフ一同